2016年01月20日

アバターを介したコミュニケーションの利点

音声通話を利用した占いの手段にはいろいろありますが、セカンドライフなどの仮想空間でアバターを介してボイスチャットをするのは他の通話手段にはない利点メリットがあります。しゃべっていることを視覚的にも認識できるというのはとても重要なポイントだと思うのです。

通話手段として最も一般的なのは固定電話や携帯電話での通話ですが、これらの音質はそれほどよくありません。携帯電話に至っては合成音声と言われるほどで、本人の生声には程遠いものとなってしまっています。最低限の言語的な情報を伝えるには必要十分な音質かもしれませんが、気持ちや感情、雰囲気や空気感のようなものは伝わりづらくなります。誤解が生じやすいのもそのためで、オレオレ詐欺などに悪用されたりもします。微妙な心理状態まで読み取る必要がある占いには向いていないといえるでしょう。

また、一般的な電話の場合にはタロットカードを見せることもできません。タロットカードを見ることができないタロット占いなんて、寿司ネタを乗せ忘れたお寿司のようなもので全く意味がないですからね。テレビ電話を使うという手段もありますが、誰でも利用できるというほどには普及していません。

それに対してスカイプラインなどのインターネットを利用した通話手段の場合は音質がかなり良くなり、画像の共有やビデオチャットなどの機能を使うことでタロットカードを見せることも可能になります。タロット占いをする手段としては理想的と言えます。

セカンドライフの場合も基本的にはスカイプやラインと全く同じで高音質な通話やタロットカードの表示も可能です。それ以外の明確な利点というのはないのですが、一つだけ大きな違いがあります。セカンドライフではしゃべっていることを視覚的に認識することができるのです。

セカンドライフではボイスチャットでしゃべると、しゃべっているアバターの頭上にあるインジケーターが動きます。リップシンクでアバターの口が動いたり、スピーチジェスチャーで身振り手振りも加わります。アバターの動きからかなりはっきりとしゃべっていることが分かるようになっています。

音声とともに動いているものを見ると、人は自然とそちらに意識を向けることになります。アバターを見て目の前に相手が存在していると錯覚を起こし、しゃべっている相手に意識を集中することができるようになるのです。これは動物が身の危険を回避したり必要な情報を得ようとするための本能的な衝動だと思います。

これが音声だけの通話になると、どこか遠くから音が聞こえてくるというような認識で、目の前に相手がいるという実感がなくなります。電話回線を通じて離れた人物と話しているわけですから、そういう現実を正確に認識しているともいえますが、このような場合は対面のような緊張感がない(身の危険を感じない)ので聞こえてくる音に意識を集中しずらくなります。ぼんやりと上の空で会話を聞き流していることがよくあると思います。しっかりとメモでも取っていない限り、後になって電話で何を話したかということをよく覚えていなかったりすることも多いのではないでしょうか。

視覚という点ではスカイプやラインでもビデオチャットを使うことで実現可能です。ビデオ映像で相手に素顔の表情を見せれば対面しているときとほとんど変わらないコミュニケーションが可能になります。仮想空間のアバターでは伝えられない表情も正確に伝えることができます。ビデオチャットの視覚的な情報量はセカンドライフをはるかに上回ることになります。

対面ではなく通信によるコミュニケーションにおいてはビデオチャットが究極の理想形といえるかもしれません。

ただし、ビデオチャットにも弱点はあります。顔が見えるということはメリットであると同時にデメリットでもあるのです。

親しい友人や恋人が相手であればほとんど問題はないでしょうが、あまりよく知らない相手と話すときにはビデオに映る自分の映像には気を使うと思います。まず身なりを整えなければならないし、バックに映る部屋もきれいに片づけなければなりません。女性であればお化粧をしたり髪の毛をセットしたいと思うでしょうし、男性でも髭くらいは剃りたいと思うでしょう。部屋でリラックスしているときのような無精ひげのままの汚い顔など見せられません。

部屋の中でごろんと横になったまま話すことなどできないでしょうし、鼻くそもほじれません。悲しい話の時に声では泣く真似をしていても本当は笑っているなんてこともばれてしまいます。嘘がつけなくなるのです。

とにかく気を遣うんですよね。対面とほぼ同じということは、同じくらい神経もすり減らすことになります。とても気軽にビデオチャットするなんて気にはなれないでしょう。

だから、ビデオチャットはあまり積極的に利用されていないのだと思います。

それらの問題は仮想世界のアバターを利用することで全て解決できます。アバターなら身なりを気にする必要はないし、散らかっている部屋の中を見られることもありません。悲しいと思ってもアバターは常にポーカーフェイスです。適度に感情を覆い隠してくれるのです。

実はビデオチャットというのは究極の理想ではあるのですが、あまり実用的ではないのです。実用性という点ではアバターの方が優れていることが多いのです。

さらに、この利点は対面でのコミュニケーションの問題点を解消することもできます。人見知りが激しかったり対人恐怖症などで対面ではうまくコミュニケーションができないような人でもアバターを介することで自然に会話ができるようになる場合もあるでしょう。現実世界におけるコミュニケーションのトレーニング手段(リハビリテーション)として仮想世界は利用できるのです。

かといってアバターは万能かというとそういうわけではなく、人間らしい表情などはまだ正確に伝えることはできません。あくまでコミュニケーションの手段の一つにすぎず、これが本来の人間関係だとは考えるべきではありません。そこを誤解するとまた別の問題で悩むことになります。

仮想空間のアバターを介してボイスチャットをすることは、そのメリット・デメリットをよく理解して上手に使えば非常に優れたコミュニケーションの手段となりえるでしょう。

セカンドライフはアポロのタロット占いでは最も推奨する占いの手段です。料金も低めに設定してあるので、ぜひセカンドライフでの占いを体験してみてください。


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posted by アポロ at 21:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | インターネット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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