2015年08月15日

愛を貪り食う芸術家

芸術家とかアーティストとか呼ばれる人たちの中に愛情深い人はほとんど見たことがない。彼らは誰よりもナルシストで欲深く冷血で、私利私欲を満たすためには手段を択ばない。自己中心的で他人の価値観を認めたがらない。

その非凡な才能は「愛されたい」という欲求を満たすために極限まで引き伸ばされる。

愛に飢え、必死に渇きを癒そうとする際限のない人間の欲望が生み出すもの。

それが芸術アートなのである。

タロットカード: 節制

人を愛せるだけの心の余裕がある人は必死に何かを生み出そうとはしない。だから愛情にあふれている人には芸術的才能は開花しにくい。人の気を引くために膨大なエネルギーを無駄に費やす必要はないのである。

芸術は愛を吸い込むブラックホールのようなもの。その吸引力の強さが感動の大きさに比例する。

その感動は愛となって闇に吸い込まれてゆく。優れた芸術ほど多くの人を感動させ、沢山の愛を生み出す原動力となるだろう。

程よく芸術を愛することは人の心を豊かにしてくれる。それは旨い酒のようなものだ。

だが、生み出された愛は闇の中に吸い込まれて消えてしまう。人は必死になって芸術を愛そうとするあまり、その作品に中毒し、芸術家を神のごとく崇拝するようになる。やがてはエネルギーをすべて搾り取られて枯れ果てる。芸術とは、麻薬のようなものでもあるのだ。

芸術を愛することは悪いことではないが、ほどほどにしておくべきだろう。

人間にとって大切なことは、人を愛すること。芸術はそのきっかけを作るためのものにすぎない。芸術そのものに心を奪われてはならないのだ。

芸術家自身もそのことに気づくことで、愛情深い人間へと成長できるだろう。

渇きが癒された時には芸術を生み出すエネルギーは失われているかもしれないが、そのとき彼らは人としてもっと大切なものを得られるのだ。

愛されるために一生を費やすのではなく、人を愛するために生きてほしい。

その愛は闇に消えることなく、人生を輝きに満ちたものに変えてくれるだろう。


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posted by アポロ at 01:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | スピリチュアル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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