2015年01月08日

メールの返事を書かない人

本

「メールは苦手で」と言ってメールを受け取っても返事を書かない人もいるそうですね。特に男性に多いという話を聞きますが、女性の方がそういうことに口うるさく騒ぎ立てることが多いというだけのことであって、実際には女性にもメールが苦手で返事を書かない人は同じくらいいるんじゃないかな?

余談ですが、「男が…」「女が…」と、すぐに男女の違いを主張したがる人がいますが、差別的でよくないですね。血液型や干支、星座なんかで決めつけたがる人もよくいますが、日本人にはそういう人が多いみたいですね。あ、「日本人」とか決めつけるようなこの発言もまずかったかな……。

メールの話に戻しますが、今やコミュニケーションの手段はメールに限らず SNS のメッセージやツイッター、LINE などもあり、非常に多様化しています。そもそもEメールを全く使わないという人もいるでしょう。

LINE などではメッセージを受け取っても返事をしない、いわゆる「既読無視」という行為が問題視されたりしていました(もはや過去形?)が、そういうことにもだんだんと慣れてくると誰も文句を言わなくなり、やがては新しい文化として定着することになるでしょう。そうなると、個人の性格や性別に関係なく、返事を書かないことが当たり前だと誰もが思うようになるのかもしれません。

そんな「返事を書かない」という新しい文化が古くからあるメールにおいても同様にあてはめられ、かつては当たり前のマナー(もはや死語のネチケット)とされていた「返事を書く」という行為を古い文化として駆逐くちくし始めているのかもしれません。

それを批判するのは新しい文化を受け入れられない古いタイプの人間の愚痴でしかなく、老害として煙たがられるだけでしょうか?

確かにそうかもしれませんが、やはり寂しいですね。

「返事を書かない」というのは自分の都合でしかありません。それは相手の都合を考えたり思いやったりする配慮がないということです。その人「個人」にとっては幸福なことであっても、「集団」や「社会」という視点では秩序を乱す害悪となってしまいます。

相手と自分、その二者が関わった時点で「社会」が生じ、その社会と折り合いをつけるための「秩序」が必要とされ始めます。もはや自分の都合だけで行動することは許されないのです。その秩序を破ることが「犯罪」です。あえて極論(暴論?)で表現しますが、返事を書かないのは犯罪行為に等しいということになるでしょう。

恋人や親友同士のように親しい間柄における暗黙の了解として「返事を書かない」というルールが許されることもあるでしょうが、その枠を超えた時には自分たちのルールが必ずしも通用するわけではありません。他人との関係を円滑なものにするために生まれたのが「マナー」という文化です。最低限の常識的なマナーさえわきまえていれば、初対面の相手にも不愉快な思いをさせることなく、良好な人間関係を築くことができるでしょう。社会の平和はそのようにして守られているわけです。

メールに返事を書かなかった。たったそれだけのことで平和は壊され、お互いを傷つけあう戦争へと発展してしまうことさえあるのです。戦争とは大げさですが、メールのやり取りがもとで喧嘩になったというようなことは誰にも心当たりはあるでしょう。

なぜ喧嘩になるのか? マナーが悪いとかいろいろ理由はあるでしょうが、もとをただせば自分の都合しか考えていなかったことが悪かったのです。相手を思いやる気持ちさえあればこんなことにはなりません。

私が寂しいと思うのは、そんな「思いやり」のない世界になりつつあるのかなと感じてしまうからです。

これでいいと納得するのではなく、やはり、たとえ老害と言われようとも厳しく批判する人物がどこかにいなければならないんじゃないかと、そんな風にも思います。

返事を書くって、人と人とをつなぐとても素晴らしいことだと思うんですよ。少しくらい遅くなってもかまわないのです。相手のことを思って、ひとこと書いてみませんか?

世界


.

posted by アポロ at 18:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | インターネット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック