2013年12月12日

でも変わらないでほしい変わってゆくメールのマナー

一昔前は HTML メールはマナー違反だと思う人が8割ほどいた時代もありましたが、今では私のところに届くメールの5割以上が HTML メールです。その割合は日に日に増えているように思います。

原因はジーメールアウトルック.com(旧ホットメール)などのウェブメールしか使わない人が増えてきたことにあると思いますが、送る方も受け取る方も、メールの形式が HTML になっているかどうかということを意識することがほとんどなくなってしまったということなのでしょう。

以前はアウトルック・エクスプレスなどのマイクロソフト社製のメーラーのデフォルト(初期設定)が HTML メールだったことから、パソコン初心者の多くが HTML メールを送信して相手(主に古くからの PC ユーザー)に不愉快な思いをさせていたことが問題になったりしていたのです。

今ではそんなことでマナー違反だなどと騒ぐ人はほとんどいないのでしょうね。当時はアウトルック・エクスプレスを非難していた人たちは今はどう思っているのでしょう?(ちなみに私は昔から HTML メール推奨派です。)

同じく一昔前は9割ほどの人が「メールに件名を書かないこと」をマナー違反だと感じていたようですが、こちらも今では「件名を書かないのが当たり前」の風潮すらあります。

これはアイフォーン(アップル社のスマートフォン)のメーラーのデフォルトで件名を入力せずにメールを送信するようになっていることが原因らしいです。件名を入力できないわけではないようですが、ひと手間余計にかかるためにほとんどの人が省略してしまうようです。ユーザーの中にはメールに件名を入力できることを知らない人もいるのだとか。

少し前でもドコモなどの携帯から送られてくるiモードメールには件名がないことが多かったのですが、理由は同じだったのでしょうか? 以前はパケット通信料金の節約の意味もあったかもしれませんが……。

ただ、メールの件名だけは今でも必要だと思っています。

そういう考え方は古いのかもしれませんが、やはり、メールはメールとしての最低限のマナーというものは今も昔も、そしてこれから先も変わらないでほしいなと思います。

お互いに気心の知れた親しい友人同士のメールなら自分たちの暗黙のルールで自由にメールを書けばいいと思いますが、メールを書く機会というのはそれ以外にもたくさんあります。相手の通信環境や利用端末は様々で、自分と同じ画面でメールを読んでいるわけではないのです。そのような場合には「自分ルール」でメールを書いてしまうと思わぬトラブルを招くこともあります。

誰にでも通用する「常識的なマナー」があるからこそ、相手に迷惑をかけたり不愉快な思いをさせたりすることなく気持ちの良いコミュニケーションが取れるようになるわけで、それは電子メールに限らず日常のどのような場面においても同じだと思います。

インターネット上のコミュニケーション手段は何が常識なのかわかりづらいかもしれませんが、要は「相手に対する思いやり」です。

パソコンや携帯電話、スマートフォンなどの画面に向かっていると相手の顔が見えないということもあって、つい「自分さえよければ」という考え方をしがちですが、コミュニケーションにおいて大切なことは「自分」ではなく「相手」なのです。

それさえ忘れなければ、自然とマナーのある行動ができるようになると思います。

人に対する思いやりの気持ちが失われた寂しい時代にはしたくないですよね。


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posted by アポロ at 18:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | インターネット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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