2013年08月13日

ホラー映画「フランケンシュタインの逆襲」を観ました

フランケンシュタインの逆襲」というタイトルのDVDをツタヤで借りてきて観ました。1957年の映画だそうです。フランケンシュタインとしては初のカラー作品だそうです。DVDではとても鮮やかなカラー映像で鑑賞することができました。

先日観た「吸血鬼ドラキュラ」に出演していたピーター・カッシングとクリストファー・リーのコンビが出演しているのですが、「フランケンシュタインの逆襲」の方が一年前の作品になります。

ピーター・カッシング演じるフランケンシュタイン男爵は典型的なマッドサイエンティストで、彼が人造人間を作り出す過程が物語の中心になっています。「吸血鬼ドラキュラ」同様に、怪物が主人公として描かれるわけではなく、あくまで人間であるフランケンシュタインが主人公です。

他の作品で見られるフランケンシュタインの物語のイメージは怪物が中心に描かれ、怪物に対する同情心をあおるような演出が多いような気もするのですが、この作品では人間を人造することの善悪を問う内容が中心的なテーマになっているように思われました。

そして、人造人間の怪物(クリーチャー)役がクリストファー・リーなのですが、登場シーンはそれほど多くはなく、出てきても台詞は一言もありません。うめき声や叫び声すらあげていなかったような気がします。しかも、特殊メイクで顔面全てが加工されているので、役者が誰かということはあまり関係ないといってもいいくらいです。クリストファー・リーの魅力を語ってくれと言われても、これを観ただけでは何とも言いようがありません。

この人造人間の怪物とドラキュラを演じていたのが同一人物だったなんて思うと面白いですね。

怪物の顔面のメイクはカラーを生かした生々しいもので、こういうのが苦手な人は正視できないほど不気味な仕上がりになっています。現代の高度な技術の特殊メイクに見慣れた目には安っぽくてリアルさに欠けると思ってしまうかもしれませんが、その安っぽさを大真面目に演出することで最近の映画にはない迫力が醸し出されているようにも思います。古い映画のいいところはそういうところかもしれませんね。

派手な演出や泣かせるような感動的な演出はありませんが、独特の味わいのあるいい映画だと思います。


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posted by アポロ at 19:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | エンタメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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