2012年04月02日

遠距離恋愛にはビデオチャットが最適

前置きが長くなるので、この記事の結論を最初に書いておきます。

別居中の家族や遠距離の恋人がいるなら、文字だけのコミュニケーションでは必ず破綻するときが来ます。その相手が大切だと思うなら生の声を伝えてください。可能であるならば、ビデオチャットでお互いの顔を見ながら会話する機会を作ってください。きっと、幸せになれるでしょう。

さて、ここから少し長い話となりますが……。

一緒に暮らしている家族なら、何も言わずとも通じ合えることもあるでしょう。

それは当たり前すぎて気づいていないかもしれませんが……
朝起きて「おはよう」と挨拶を交わした時、
食卓につき一緒にご飯を食べる時、
出かける前に「行ってきます」と言うとき、
帰ってきて「ただいま」と声が聞こえてきた時、
リビングでテレビを観ている時、
床に就き、「おやすみ」のキスをする時……。

毎日同じように繰り返している事でも、その言葉や行動と共に相手の顔を見て、その表情から自然と相手の気持ちや体調の変化を感じとっているものなのです。無意識のうちに。

でも、もしお互いが離れて暮らしている家族や、遠距離の恋人であったならどうでしょうか?

ひとつ屋根の下で生活していれば日常的に、当たり前のこととして、ごく自然に伝え合っていたことですら、離れて暮らしていたらほとんど感じ取ることはできないのです。

相手の気持ちがわからなくて不安になったり、体調の変化に気づけずに思いやりが欠けてしまったりして、何も悪いことがなくてもお互いの関係がいつの間にか悪化していたりするでしょう。

離れて暮らしているならば、相手に自分のことを伝える努力をしなければならないのです。意識的に!

通常の生活では当たり前のこととして無意識にやっていたことなので、わざわざ伝える努力をしなければ伝わらないということすら気づかないかもしれません。それを意識してやろうとするのは、そんなに簡単な事ではないのです。

常に意識して自分の気持ちや体調、状況などを伝えてゆくことはとても大変な事です。

それでもやらなければならないのです。

遠距離恋愛でうまくいっていない恋人たちの多くは、そのようなことを軽く考えて、伝える努力を怠ってしまったことが原因で関係を悪化させたりしています。

しかし、遠距離という特殊な環境では意識的に伝える努力をしなければならないということがわからず、通常の人間関係と同じような感覚で相手のことを理解しようとしてしまうので、実際には相手の顔を見たり声を聞いたりしたわけでもないのに、何かを感じ取ったと錯覚して、勝手な思い込みで現実とかけ離れた相手のイメージを自分の中に作り出してしまいます。

そういうイメージを作り上げる時に便利な情報としてよく使われるのが、「あの人は男だから」とか「女のくせに」といったような男女という性別に対する世間的なイメージや固定観念や偏見、「A型で牡羊座だから」といった似非占いめいたものもいろいろありますが、そういった本来のその人の人格ではなく、属性や肩書を利用して相手を決めつけようとしたりします。それらは一般論としては便利ですが、そのひと個人についての真実ではありません。必ず勘違いを招くことになるでしょう。

そのような勘違いの結果、多くの誤解やすれ違いが生じ、お互いに不愉快な思いをすることとなり、喧嘩も増え、関係をますます悪化させてゆくのです。

このような問題を避けるには、まずは連絡手段を確保すること。そして、どんな些細なことであれ、意識的に、できる限り相手に伝える努力をすることです。

手紙や電話といった連絡手段は昔からありましたが、今ではEメールやチャット、SNSといった文字でのコミュニケーション手段は非常に発達しています。ボイスチャットやビデオチャットを使うこともできます。その気になれば、相手との距離を感じさせないコミュニケーションはいくらでも可能です。

しかし、それでもなお、うまくいかないことがあるでしょう。こんなにたくさん伝え合っているのに、それでもやっぱり相手との関係がうまくいかないと感じているならば、相手とのコミュニケーションの仕方を見直してみてください。おそらく、その相手とのコミュニケーションは文字のみに偏っているのではないでしょうか。

メールは便利です。いつでもどこでも相手に自分のことを伝えることができます。フェイスブックやツイッターなどで日常のネタを投稿しあって交流するのも楽しいでしょう。時には時間を忘れてチャットにふけることもあるかもしれません。

しかし、そうやって文字によるコミュニケーションに時間を費やすことで相手と親密につながることができていると感じていたとしても、それだけでは不十分なのです。

結局のところ、文字だけのコミュニケーションでは、本来の人間関係を完全に置き換えることは不可能です。中途半端に情報が得られているだけに、かえって相手に対する誤解が増したりすることすらあります。文字だけのコミュニケーションもまた、人間関係を悪化させる要因でもあるのです。

ネット上でよく見かけるトラブルのほとんどは、コミュニケーションの主体が文字であることが原因であると言ってもいいでしょう。

ほとんどの人間は、文字だけで相手に十分なだけの情報を伝えるスキルを身に付けることができていないのです。そこまで現代人は進化していないということです。

もちろん文字だけで上手にコミュニケーションができる人もごくまれに存在しますが、そういった人たちはまだまだ特別です。文字によるリアルタイムなコミュニケーションの文化は新しく、ほとんどの人はまだそれに十分に順応していないのです。

その現実に気づかずに、楽しさにまかせて文字のみのコミュニケーションに没頭してしまうと、必ず人間関係の問題を引き起こすことになるでしょう。

そこで、次に必要なことは、文字以外のコミュニケーション手段を積極的に取り入れることです。

自分の姿が映った写真を送りあうのもよいことだと思いますが、それだけでは、映りの良い写真しか選ばれないでしょうから、やはり誤解を招く元です。

電話をかけて声で話す。音声付のボイスメールを送る。ボイスチャットをするといったような形で、声によるコミュニケーションは、姿は見えなくても静止画の写真よりはましです。

人は声のトーンの微妙な変化から様々な情報を得ることができます。ごまかしようのないリアルな相手の様子をうかがい知ることができるでしょう。

生の声を交し合うということは、とても重要なことです。

そして、最終的にはビデオチャットです。声だけではなく、相手の顔も見ながらコミュニケーションをするのです。これはお互いの通信環境にも左右されますが、最近ではスマートフォンなどを使えばパソコンを持っていなくても簡単にビデオチャットができたりします。リアルタイムにコミュニケーションができなくても、自分を撮影した動画をメールで送信したりフェイスブックに投稿したりするだけでもよいでしょう。

相手の顔を見ながら話すことは、本来の人間らしいコミュニケーションに最も近い形です。相手の目の動き、顔色、身振りや手ぶり、声の調子……そういったところから感じられる空気感は文字だけのコミュニケーションではほとんど欠落していた部分であり、そして、何より重要な部分でもあるのです。

この、何気ない表情やしぐさから感じられることこそが最も重要なことであって、ビデオチャットだからといって、無理にカメラの前でパフォーマンスをしなければならないとか、会話のネタがないとダメだということもありません。何も話すことがなくても、カメラの前に素の自分をさらすだけで十分なのです。

女性の場合には化粧をしなければならないとか、髪の毛をとかさなければならないとか、パジャマでは恥ずかしいから綺麗な洋服を着なければならないとか、汚い部屋は見せられないとか、いろいろと都合が悪いと感じることもあるかもしれません。もちろん、見ず知らずの相手、ただのお友達程度の人にわざわざ自分の素の姿をさらす必要などありません。

しかし、その相手が自分にとって大切な人、家族や恋人であるならば、綺麗に着飾った偽りの姿でカメラの前に座っても何の意味もありません。着飾らない、素のままの自分でいいのです。そうでなければ意味がないのです。

だから、急にビデオチャットをしたいと言われて「準備ができていない」というのは断る理由になりません。寝起きでひどい顔だとか、髭を剃ってないとか、風呂上りで素っ裸だとか、それでもいいのです。そういう日常を見せられるのが家族であり、将来の家族ともいえる恋人なのではないでしょうか。

あなたの恥かしい姿を見て、その程度で幻滅してしまうような相手なら、相手の気持ちはその程度の物だということです。

もちろん、どんなに親しい関係であっても恥じらいの意識を失わないのは大切なことだし、綺麗な姿を見せたいと思う気持ちも忘れてはならないでしょう。

でも、自分にとって都合のいいものしか見せられないような相手なら、その人との関係も長くは続かないでしょう。あるいは、そこそこの関係は続いていたとしても、家族のような信頼関係は生まれないと思います。

その人があなたにとって大切な人だと思うのなら、恥ずかしい部分も、魅力的で美しい部分も、すべてをさらけ出しましょう。

ビデオチャットをすることが特別なことではなく、それが最も自然なことであり、何より大切なことだと気づいてもらえたらと思います。

「さあやるぞ」と身構えるのではなく、「いつでもどうぞ」と気軽にビデオチャットを楽しんでみてください。

アポロ

もちろん、直接会うことができるならそれが一番ですけどね。お互いに手を触れ合い、肌で感じ合うこともまた大切なことです。五感全てで感じることです。それを補うために第六感などという得体のしれない物に頼ろうとすると間違った道に進むことになるので気を付けましょう。

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posted by アポロ at 23:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | インターネット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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